こんにちは。 八王子 カフェ&バー アゴスト店長の百武です。

前回の新入荷ビールの中でもお客様から好評だった、アメリカのセリス醸造所から『セリス ジューシIPA』が再入荷しました!

ニューイングランドIPA(NEIPA)というスタイルのこのビールは、爽やかなシトラスや甘いトロピカルフルーツを思わせる香りに、IPAと言いながらも良い意味でホップの苦味が抑えられていて、とても飲みやすいジューシーなフレーバーが特徴です。

飲まれたお客様からは、セリスシリーズの中でもまた新しい味わいでお気に入りビールの一つになりました、という嬉しいお声をいただきました。

そんなセリス醸造所の創業者は”ホワイトビールの生みの親”であるピエール・セリス氏です!

小麦を原料に作るホワイトビールは、『ヒューガルデン・ホワイト』が誕生する以前からベルギーのヒューガルデン村で作られていたのですが、1957年にトムシン醸造所というこの地域に唯一残っていた醸造所が廃業した時に一度途絶えてしまったのだそうです。

ホワイトビールを懐かしむ地元の年配の方々の声を聞いた、当時は牛乳屋を営んでいたピエール氏が、以前はトムシン醸造所で働いていた経験から新しくヒューガルデン醸造所を立ち上げました。

そう!彼はアゴストの看板メニュー『ヒューガルデン・ホワイト』を生んだ方なのです!

1985年に起きた火事がきっかけでヒューガルデン醸造所は現在のアンハイザー・ブッシュ・インベヴへと引き渡すことになりましたが、村だけではなくヨーロッパ中で人気になったホワイトビールを今度はクラフトビールの広がりを見せ始めたアメリカで広げようと、1992年には娘のクリスティーヌ・セリス氏とテキサス州のオースティンにセリス醸造所を設立、ここでまた新たに『セリス・ホワイト』が生まれました。

ベルジャン・ホワイトというビールスタイルが今世界中で愛されている今日は、ピエール・セリス氏という人物の存在なくしてはあり得なかったということですね♪

そんなセリス醸造所も2001年に閉鎖することになり、さらに残念ながらピエール氏は2011年の4月にこの世を去ってしまいましたが、ピエール氏の意志を継いだ娘のクリスティーヌ・セリス氏と孫娘のデイトナ(醸造を担当)が2017年に同じくテキサス州のオースティンに17年ぶりに復活させたことから現在のセリス醸造所があるのだそうです。

セリス醸造所のビールラベルには、ピエール氏のビール造りの始まりとなったトムシン醸造所で働く当時の姿が描かれています。

毎日、美味しく飲んでいるベルギービールにもこのような長い歴史があると知ると、遠く離れた日本でも数多くのベルギービールが飲める今、という時代までの流れに感慨深いものがありますね!

そして来週には、メキシコのバハカリフォルニア州産のライムを使用した『セリス・ライム・ベルリーナ・ヴァイセ』も新入荷する予定です!こちらはアゴストのインスタグラムでもご紹介するので、チェック、そしてフォローのほどよろしくお願いいたします。

(URL:https://www.instagram.com/beer_agosto_hachioji/

ヒューガルデンの生みの親でもある彼の想いが一家三代によって引き継がれているセリス醸造所のビールを、ぜひ、お試しいただきたいな、と思います。

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セリス醸造所HP:https://www.celisbeers.com/

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